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人形感謝祭 [散歩]

 10月14日(日)、明治神宮に行った。人形感謝祭の開催である。
 古くなったり壊れたりしたお人形をどうしても処分できずにいる人たちに代わって、「人形の魂をお祓いして感謝の気持ちをこめて納める(お別れする)」(明治神宮ホームページより)という趣旨のお祭りだ。
 私も、数体の人形を持参して、出向いた。
 五月人形の金太郎と、鎧兜などである。
 鎧兜は、私が生まれたときに、父方の祖父が買い求めてくれたもので、私だけでなく、息子の端午の節句の際にも飾ってきた。息子も高校生になったし、鎧兜も古びてきて、飾ることもなくなった。骨董価値もなく、さすがにお役御免ということだが、祖父に買ってもらった思い出の品であるし、ゴミとして捨てるのは忍びない。
 そこで、人形の処分について、調べてみると、各地の神社で人形の供養祭をしていることがわかった。
 東京では、明治神宮のこの「人形供養祭」があることを知ったのである。
 受付をすまして、人形を神社に託した。
 見ると、相当の数の人形が境内に飾ってある。人出も多く、境内は込み合っていた。海外の観光客の方々もいて、興味深げにカメラをむけている。
 人形にはフランス人形や、ニヤロドのような陶器人形もあったが、多いのは、ぬいぐるみや雛人形である。
 雛人形は、一見多くが綺麗に維持されているように見え、持ち主が大切に扱っていたことが窺えた。
 一方、五月人形や鎧兜類となると、破損していたり、前立てが曲がっていたりする。
 持ち主が男子と女子との差だろうか。(男子は兜を被ったり、刀を抜いたりするから……)
 供養の式典は午後からなのだが、私は午後に所用があり、午前中の内に神宮をあとにした。式典を見ることができなかったのは、少し残念だった。

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